タイのバンコク銀行で非居住者が口座開設をしました

20代から世界の投資商品に目を向けて海外投資を始めている海外投資家です。

東南アジアには、日本の銀行では得られない利点を持った魅力的な銀行がたくさんあります。利息が高い銀行や節税に使える銀行など、使い方は様々です。

私もいくつかの国の銀行を保有して、それぞれの銀行の利点を活かした海外投資を行っています。今回は、タイのバンコク銀行で口座を開設してきましたので、タイのバンコク銀行口座開設についてお話いたします。

タイの銀行口座の利点

タイで銀行口座を開設する利点とは、タイが「OECD(経済協力開発機構)」に加盟をしていないからです。「OECD(経済協力開発機構)」とは、国際経済全般について協議することを目的とした国際機関のことです。

加盟をしているだけなら何の問題もありませんが、厄介なのは「OECD(経済協力開発機構)」が導入している「CSR(共通報告基準)」というものです。

「CSR(共通報告基準)」は、加盟している国の金融口座情報を交換するというものです。つまり、自分の国が「OECD(経済協力開発機構)」に加盟していて、「CSR(共通報告基準)」に同意をすれば、加盟している国にある金融資産は全て把握されるということです。

ちなみに日本は加盟もして同意もしています。来年の2018年には、「CSR(共通報告基準)」が実施されます。しかし、タイはまだ加盟をしていないので、タイにある金融資産が情報交換されることはありません。

国税庁:自動的情報交換実施予定国

タイの定期預金は〇%

タイの銀行口座を開設して、資産を置いておくことのメリットは理解していただけましたでしょうか。ただ、どうせ置いておくのだったら利息も付いた方が嬉しいですよね。安心してください。タイの定期預金の金利は、1年満期で1.5%です。

タイバーツ建てになりますが、日本の銀行金利をはるかに上回る金利です。為替のリスクヘッジにもなりますので、開設しておいて無駄にはなりません。

2年満期や3年満期の定期預金もありますが、2年満期は1年満期と同じく1.5%、3年満期は1.625%とたいして高くないので、1年満期がおすすめです。1年後には自動継続になりますので、下ろしたい場合は解約をするする必要があります。

種類 満期 年利
定期預金 3ヵ月 1.0%
定期預金 6ヵ月 1.25%
定期預金 7ヵ月 1.25%
定期預金 12ヵ月 1.50%
定期預金 24ヵ月 1.50%
定期預金 36ヵ月 1.625%

タイで非居住者が口座開設は可能か

ところで、タイでは非居住者である日本人が銀行口座を開設することは出来るのでしょうか。結論から申しますと可能です。しかし、全てのタイ銀行で開設できるわけではありません。緩い銀行と厳しい銀行があります。

外国人でも緩く開設できる銀行とは、タイ最大級の銀行で、東南アジアでも5番目の規模を誇る銀行「バンコク銀行」です。

タイには他にも、三菱東京UFJ銀行傘下である「アユタヤ銀行」や、英国のスタンダードチャータード銀行傘下である「スタンダードチャータード銀行タイ」、シンガポールのUOB傘下の「UOBタイ」などもありますが、非居住者は開設が厳しいです。

銀行口座開設に必要なもの

バンコク銀行開設には、「パスポート原本」、「タイ国内の居住地住所」、「運転免許証抜粋証明」が必要です。フィリピンと比べるとまだまだ緩いですね。

タイ国内の居住地住所は、知り合いの方がいれば、その方に借りていただければ大丈夫です。バンコク銀行から郵送物がたまに届きますので、知り合いの方の住所に届いたら、後ほど再送してもらうようにしましょう。

口座開設の手順

1.口座開設申込書の記入

口座開設申込書に開設したい方の情報を記入します。現住所、保有資産、家族構成などをが項目です。

2.口座の種類の選択

普通預金口座のみの開設か、定期預金口座も一緒に開設するのかを窓口で伝えます。

3.ATMカードの選択

ATMカードは全部で四種類用意されており、用途に合ったカードを選ぶことができます。詳しくは後ほどご説明いたします。

4.口座についての説明

ATM・通帳の発行手続きをしている間に、銀行員の方から口座についての説明があります。わからないことがありましたら、ここで聞いておくようにしておきましょう。定期預金の口座には通帳しかありません。

5.ATM.・通帳の発行

説明が終わるころには、ATM・通帳の発行が完了しています。即日発行なので、海外旅行者には有難いです。



ATMカードについて

「バンコク銀行」のATMカードは、タイ国内の「バンコク銀行」9,000台以上のATMでは24時間365日、利用できます。世界のATMでは約170カ国以上で現地通貨の引出が可能です。日本では、セブンイレブンに設置されているセブン銀行のATMで日本円を引き下ろすことができます。

ATMカード四種類について説明いたします。

Be1stスマートTPN・ユニオンペイカード

「Be1stスマートTPN・ユニオンペイカード」は、通常のATMカードです。デビットカードも付帯しております。

発行手数料に300タイバーツ、更新手数料が200タイバーツが毎年掛かります。

Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビットカード

「Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビットカード 」は、上記ののATMカードに「robbit」というタイの電子決済機能が付いたATMカードです。日本の「スイカ」や「パスモ」みたいなサービスです。

発行手数料に300タイバーツ、更新手数料が200タイバーツが毎年掛かります。

Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビット・シリラートカード

「Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビット・シリラートカード」は、上記の「Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビットカード」に、最高20万バーツまでの傷害保険を付帯したATMカードです。

発行手数料に699タイバーツ、更新手数料が599タイバーツが毎年掛かります。

Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビットチェルシーカード

「Be1stスマート・TPN・ユニオンペイ・ラビットチェルシーカード」は、イングランドのサッカーチーム「チェルシーFC」とのコラボデザインATMカードです。期間限定のATMカードで、今なら「チェルシーFC」のTシャツが貰えます。

発行手数料に900タイバーツ、更新手数料が400タイバーツが毎年掛かります。

インターネットバンキングは開設可能か

「バンコク銀行」にもインターネットバンキングはあります。しかし、残念ながら非居住者の方は開設することができないので、諦めてください。ただ、日本や海外からでも口座残高を確認する方法はあります。

その方法とは、テレフォンバンキングサービス「Bualuang Phone」を使います。タイ国内からの場合は、1333または02-645-5555に電話をしてください。海外からの場合は、+66-2-645-5555に電話をしてください。

すると、自動音声案内が流れますので、案内に沿っていけば口座残高確認を確認することができます。口座残高以外にも、送金、各種支払い、金利情報の確認、ATMカードサービス、クレジットカード情報、投資信託情報などの各種サービスの確認もできます。

銀行口座開設は早い者勝ち

今回は、タイで非居住者である私が「バンコク銀行」の口座開設を簡単にすることができましたが、この状況はずっと続かないでしょう。他のタイ銀行でも、かつては非居住者が簡単に口座開設ができたみたいですが、現在では出来なくなってきています。

フィリピンの銀行も、私が開設した2015年は簡単に開設ができましたが、2017年現在では、非居住者の方の口座開設はほぼ不可能です。居住者の方でも厳しく審査され、断られることさえます。わずか二年でフィリピンの金融環境はとても変わりました。

特に、新興国の金融環境の変化はとても速いです。規制が緩いうちに海外の銀行口座を開設しておくことをおすすめします。海外の銀行口座の開設は早い者勝ちです。



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